富士山が見に行きたくなりました。
8月は暑すぎて動く気になれず、記事にできるような活動はありませんでした。
せいぜいが、美山牛乳にジェラート食べに行ったくらいですね。
が、しかし、9月に入り気温もかなり落ち着いてきた今日この頃。
ある日ある時、ふと、富士山を眺めながらキャンプがしたいという衝動に駆られます。
そして、その欲求のまま・・・行ってきました山梨へ!
ちょうど18日(金)は、平日にもかかわらず会社休日だったので、18日~19日の1泊2日で決行することにします。本当は2泊3日で行きたかったのですが、台風18号が近づいていることもあり19日に帰宅することにしました。
17日、仕事が終わるとササっと夕飯と風呂を済ませて就寝。翌AM1時に起きて荷物を積み、出発します。予めガソリンとタイヤ空気圧は充填済みです!
給油して帰ってきたら、総走行距離がきっかり10,000キロになったのは偶然ですよ。
名神、新名神、伊勢湾岸から新東名と、高速道路を200キロほどひた走り、岡崎SAで休憩します。服装は秋のツーリング装備だったのですが、山間の風が冷たく思っていた以上に寒かったです。岡崎SAで温かいコーヒーと朝食を食べて、20分くらい仮眠してから再度走行開始!
結局、途中で何度か休憩を挟んだため、新富士出口から高速を降りたのは7時ごろでした。
あいにくの空模様のため、ここまでの間は富士山は見えませんでした。出勤時の渋滞に捕まりながらも北上し、71号線に入ってからようやく富士山を望めました。
いやぁ、雄大ですね。感動です。
特別な思い入れがあるわけではないのですが、それでも富士山を目にすると何か心に響くものがあります。理由は不明です。ですが、感動した理由を考えるなんてことは、野暮ってもんでしょう。
さて、富士の裾野に広がるものといえば、青木ヶ原樹海ですよね!その樹海を突っ切る形で、71号線が走っているのです。そんな71号線を走り出すと、目に移るのは「重大事故多発!走行注意!」の看板の数々・・・。
と、これだけ聞くと何だかアレやソレがありそうですが、実際の写真はこちら。
林の間を走る道幅広めの道。
整備は行き届いており路面状況は良く、なだらかなワインディングが続く。
道路脇の木々は適切に枝を落とされており、走行の邪魔になることはない。
ええ、気持ちが良すぎる程に気持ちよく走れます。
こりゃ重大事故多発の原因は、アレやソレ関係なく、スピード出し過ぎでしょうね・・・。
ええ、ゆったりまったりと、走行を楽しませていただきました。
余所者の私は樹海を突っ切る71号線に対して、おどろおどろしい雰囲気を醸し出す道路をイメージしていたのですが・・・期待外れだよ!ちきせう!
しかも樹海のそこかしこに牧場があって、とても穏やかな土地でした。もしかしたら、青木ヶ原樹海に変なイメージを抱えているのって、余所者だけなのかもしれないですね。
さて、71号線を北上し富士スバルラインにて、とりあえず富士山5合目までは登ってみます。5合目から甲斐の国を一望だぜ!
期待外れだよ!ちきせう!!
見事に雲の中。もう、どうしろと?しかも気温は9度近くまで下がるし・・・。5合目休憩所でコケモモソフトクリームを食べる予定でしたが、身体が冷え切ってしまったため断念しました。。。
帰り道、くるりと富士の西側に回ると、雲は綺麗になくなり山頂が見えるようになりました。なんだかなー。
さて、下山したらお昼時でしたので、山梨名物のほうとうをいただくことにします。色々と有名店があるようですが、訪れたのは「不動」です。
こちらが「不動」のほうとう1,080円。
野菜の出汁に味噌のコクが合わさり、いい味を出しています・・・が、特別どうってことはないですね。
ほうとう自体は硬いけどコシはない、例えるなら水団を伸ばしたものですかね。ウドン圏の人間としては、意味不明な噛み応えですねー。
旅先のご当地ものとしてなので、1,080円でもギリギリ許せます。ぶっちゃけ自分で簡単に作れるレベルなので、地元でこの値段だったら食べには来ないですね。鍋一つで作れちゃうしなぁ。値段が700円なら考えるかも?
大阪のサラリーマンは、食べ物の費用対効果に厳しいのです!
まあ、可もなく不可もなく、とりあえず腹は膨れましたので良しとしますか。
食後は温泉でゆったりすることにして、キャンプ場へ向かう途中にある「ゆらり」という日帰り温泉に寄ります。ここ、入泉料は1,300円と高いです。ヘルメット割引なるものがあって、バイクや自転車のヘルメットを持っていけば300円引きだったので、実質1,000円でしたが。
ですが、ここは露天風呂からの景色が素晴らしい!
富士山が一望できるんですよ。壁絵の富士じゃなくて本物がです!
入口から撮ったので若干角度が異なりますが、こんな感じで見えます。
あと、フェイスタオル、バスタオルの貸し出しが無料です。シャンプーとコンディショナーはTSUBAKIで、ボディソープはオリジナルっぽいブドウのボディソープでした。休憩室は広くリクライニングシートが20席近く備えてあります。
高い入泉料に見合ったサービスを提供してますね!いい仕事してます!
さて、温泉でスッキリ満足したのでキャンプ場に向かいます。今回泊まるのは浩庵キャンプ場という、本栖湖の湖畔にあるキャンプ場です。例によって例のごとく、詳細は別記事で!
設営位置と湖、富士山の位置関係はこんな感じ。
空模様は良くないですが、眺望最高です!雲の向こうに富士山の頂が少しだけ覗いていますね。
設営後、千円札の裏に描かれている富士山の、基になった写真が撮影された中ノ倉峠に登ってみました。勾配がきつく、運動不足の体にはきつかった・・・。
ただ、登った先で迎えてくれるのは、疲れが吹き飛ぶ眺望です。晴れた日に来たかった・・・。
ぜひぜひ言いながら設営場所に戻り、夕飯にします。
途中の道の駅で買った、鹿キーマカレー(レトルト)と、お米パンです。最近、キャンプ飯で手を抜きすぎている気がする・・・。ちょっと反省しています。
夕暮れを過ぎた辺りから、雲が薄くなり富士山が綺麗に見えてきましたが、携帯のカメラでは真面に撮影できませんでした。
夜には完全に雲が晴れて星空が広がり、富士山もそのシルエットを浮かび上がらせていました!写真は黒一色でしたが、その風景は脳内に焼き付けています!
夜明け前の富士、そして明け方の富士。いやぁ、美しいですねぇ。
さて、いくら見ていても飽きない富士ですが、6時を過ぎた辺りから雨雲アラームが携帯に届いていましたので、早々に撤収することにします。
若干間に合わず、撤収を始めてすぐに振り出しちゃったんですがね。雨天撤収・・・キャンパーの敵です。帰ってからの道具の手入れも大変なんだよぉぉぉ!
そうそう、夜は結構冷え込むもので、秋仕様の装備で行って正解でした。テント内外の温度はこんな感じ。
テント内が18~26度、テント外が12~25度ですね。明け方は結構冷えました。
撤収が終わると、雨合羽を着込んで帰路につきます。本当は風穴や氷穴なども見たかったんですが、いちいち合羽を脱ぎ着するのが面倒ですし、台風が近づいているので今回は諦めました。
雨の中の高速を走って静岡で一服。朝ごはん代わりに駿河丼をいただきました。
サクラエビと釜揚げシラスがメインです。ワサビ醤油でいただくのですが、ネギと大根おろしが磯臭さを消して、サッパリとした後味にしてくれます。
いや、これが中々に旨い。アオサの味噌汁も香りが良く、丼に合います。
これでほうとうより安いんだから・・・ねぇ。
雨の中、6時間走って帰ると指先がふやけてました。
合羽からキャンプ道具まで、持ち物全てが濡れてますので、片づけが超めんどい・・・。
とりあえず明日に回して、今日は風呂入って寝ます!
晴れた日に、もう一度行きたーい!!
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